アルゴリズムが世界を支配する (角川EPUB選書)

Amazon.co.jp: アルゴリズムが世界を支配する (角川EPUB選書) 電子書籍: クリストファー・スタイナー, 永峯 涼: Kindleストア 電話の声を機械が聞いて話者の性格を識別し、その性格に対して適切なタイプのオペレータに電話をつなぐことで円滑なコミュに…

Yコンビネーター

Amazon.co.jp: Yコンビネーター 電子書籍: ランダル ストロス, 滑川海彦, 高橋信夫:TechCrunch Japan翻訳チーム: Kindleストア スタートアップはギークだけで成り立つのではなく、使命感と情熱のあるスーツが必要だ。これはバランスの問題でもあって、両方が…

強いチームはオフィスを捨てる

Amazon.co.jp: 強いチームはオフィスを捨てる 電子書籍: ジェイソン フリード, デイヴィッド ハイネマイヤー ハンソン, 高橋 璃子: Kindleストア オフィスにこだわる必要はない、という話。オフィスってなんだっけ?というところから丁寧に説き起こされてい…

融けるデザイン ハード×ソフト×ネット時代の新たな設計論

Amazon.co.jp: 融けるデザイン ハード×ソフト×ネット時代の新たな設計論 電子書籍: 渡邊 恵太: Kindleストア 動きの連動によって自己への帰属感が立ち上がってくる。つまり、私たちは普段カーソルを意識しないで対象を意識しているというカーソルの「透明性…

スマホに満足してますか?~ユーザインタフェースの心理学~

Amazon.co.jp: スマホに満足してますか?~ユーザインタフェースの心理学~ (光文社新書) 電子書籍: 増井 俊之: Kindleストア 人間の行動や人間が目にするものは繰り返しで満ちています。毎日同じような行動をしていると、今日の行動記録は「昨日と同じ」のよ…

角川インターネット講座4 ネットが生んだ文化 誰もが表現者の時代

Amazon.co.jp: 角川インターネット講座4 ネットが生んだ文化 誰もが表現者の時代 電子書籍: 川上 量生: Kindleストア 川上さんが監修なのだけれど、川上さんが書いた序章が圧倒的に面白い。 このことをわかりやすくたとえる方法として、私は「ネット新大陸…

ルールを変える思考法

Amazon.co.jp: ルールを変える思考法 (角川EPUB選書) 電子書籍: 川上 量生: Kindleストア 人の心にモヤモヤしたものを残す、フックとなるようなものを作ることで惹きつけるというのは確かにあって、ニコニコ動画が出てきたときに「何だこれ?」と思った…

2045年問題

Amazon.co.jp: 2045年問題 (廣済堂新書) 電子書籍: 松田卓也: Kindleストア 前半はカールツワイルのシンギュラリティについての平易な書き起こしとしても読むことができ、良いおさらいになった。著者の実体験からも技術は加速度的に進歩しているとし、シギュ…

イノベーションのジレンマ

Amazon.co.jp: イノベーションのジレンマ 増補改訂版 Harvard business school press 電子書籍: Clayton M. Christensen, 伊豆原 弓, 玉田 俊平太: Kindleストア 大手企業は既存の技術を既存の顧客に提供することが「正しい」経営とされる。 新興企業は破壊…

失敗から学ぶユーザインタフェース 世界はBADUI(バッド・ユーアイ)であふれている

Amazon.co.jp: 失敗から学ぶユーザインタフェース 世界はBADUI(バッド・ユーアイ)であふれている: 中村 聡史: 本 Web で読んでいた話が書籍化されたので読んだ。 楽しいBADUIの世界 BADUI BADUI とは「駄目インタフェース」のこと。 Web のタイトルからわか…

デザインコンサルタントの仕事術

破壊的仮説の話。才能やセンスではなく、メソッドとして体系化され、誰でも習得できる技能として述べられている。逆転、否定、スケールアップ、スケールダウンといった具体的な発送方法を元にアイデアを出していき、仮説を立てプロトタイプを作ってユーザに…

デザインイノベーション

「デザイン」が形を作ることだけにとどまらない意味で使われている。 デザインは設計であり、設計の対象はビジネス全体に渡るはずだという信念のもと、大きなビジョンを持ってデザインに臨む姿勢が興味深い。特にアートではなくビジネスであるという力点のも…

チームが機能するとはどういうことか ― 「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ

チーミングを妨げる主な障害は不安である。同様に、明確な共通の目標がないことも、チーミングに伴う、努力を要する行動を妨げる。 「チーミング」の話。懸念を口にして無知だと思われる不安、当然知っている・理解していると思われるものを再確認したときに…

シンギュラリティは近い―人類が生命を超越するとき

テクノロジーは指数関数的に進んでいるのに、われわれはそれを線形的な域内で経験する。 指数関数的な進歩によって、数年先の未来はドラスティックに変わるという話。ドラスティック過ぎて理解を超えている部分も多いけれど、基本的な考え方としてテクノロジ…

機械との競争

レオンチェフは一九八三年に「最も重要な生産要素としての人間の役割は減っていく運命にある。ちょうど農業において、トラクターの導入によって馬の役割が最初は減り、次いで完全に排除されたように」と指摘した(22)。 技術の進歩によって新たな雇用が生ま…

シグナル&ノイズ 天才データアナリストの「予測学」

あまりにも多くの情報を手にすると、私たちは本能的に気に入ったものを選び、それ以外は無視する道を選ぶ。そして同じ選択をした人たちを味方とし、それ以外を敵とするのである。 データを集めさえすれば有用な知見が得られるというわけではない。ノイズをか…

アルゴリズムが世界を支配する (角川EPUB選書)

「僕の世代では、最も頭の良いやつの仕事は他人に広告をクリックさせることなんだ」と彼はしばしば言う。「最低さ」。 話は株の取引を初めて「自動化」した話から始まる。この自動化装置は一旦禁止されるが、直ちにカメラと機械の指を持つロボットに置き換え…

インサイドボックス 究極の創造的思考法

創造的な思考法というのは5つのメソッドで表すことができる。すなわち「引き算」「分割」「掛け算」「一石二鳥」「関数」である。 人が創造的にものを考えるプロセスは二つのパターンのいずれかをたどると、フィンクらは気づいた。一つは、問題から出発して…

未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ

しなやかさ、みたいなもの。人の持つ力で、企業はこれを活かさないといけない。 社員を椅子に縛り付けておいては発揮されず、メンバーの主体的な行動、会社からその周囲へとおよぶ関係を築く力として、人の持つレジリエンスが適切に発揮されなければならない…

リーン・スタートアップ ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす

ピーター・ティールはあまりお勧めしていない「リーン」。 彼はリーンといってもちゃんと事業計画を立てて大きな目標を掲げる必要があると言っている。確かにその通りではあるけれど、少しずつ改善していく必要もある。全員がピーター・ティールではない。ロ…

アイデアは交差点から生まれる イノベーションを量産する「メディチ・エフェクト」の起こし方

枠にとらわれずに複数のアイデアを組み合わせることが大事、という話。 ちょっと待って。アニメーターが演劇のレッスンを受けている? しかもそれは、コンピュータが導入された結果ということ? つまり魅力的なストーリーがつくられたのは、結局のところコン…

ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか

最高に面白かった。クールで壮大で逆張りな発想、それでいて単なる奇天烈ではなく、実際の事業経験から語り起こされた説得力を持っている。彼のビジョンの前には Facebook もちっぽけな「イノベーション」だった、ということになる。何かを真剣に変える力、…

How Google Works

グーグルの考える人材は「スマート・クリエイティブ」と呼ばれ、その人材こそが全てなんだ、という話。 身も蓋もないけど、良い人を採って、その人に最大限やってもらうということを中心に据えている。人がよければポジションは後から作ることもある。 社員…

アート・オブ・プロジェクトマネジメント

プロジェクトマネジメントの「技術」の本なんだけど、テクニカルに解決するにはプロジェクトというものは一般化された事象としては捉えがたく、都度状況を見極めなければならないという点でナマモノであり、アートである。 私自身は管理する側にはないけれど…