シンギュラリティは近い―人類が生命を超越するとき

テクノロジーは指数関数的に進んでいるのに、われわれはそれを線形的な域内で経験する。

指数関数的な進歩によって、数年先の未来はドラスティックに変わるという話。ドラスティック過ぎて理解を超えている部分も多いけれど、基本的な考え方としてテクノロジーの進歩の仕方が指数関数的であることに注意しなければならないというのは納得。ヒトはこれを線形的な認識で捉えてしまうため、実際の進歩に対し予想される未来が控えめになってしまうというのが著者の主張。

とはいえ自分を「アップロードする」と言われるとちょっと想像つかないのだけれど、未来に対する見方が変わったのは面白かった。

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