Mac から RDP で HHKB を使う
Mac から RDP で Windows で接続するとなぜか US キー配列になってしまう問題に、じゃあ HHKB(US) 使えばいいのでは?と思ったけどそれでもイマイチだったのと、その解決方法のご報告。
現状の RDP アプリ
Mac に挿した HHKB(US) はすんなりと Windows 側でも US キーボードとして使える。
ただし HHKB の右上にあるバッククォートのキーが正しく認識されないため、Alt+バッククォートによる IME の切り替えができない。
これは IME のキー設定で Ctrl+¥ に IME 切り替えを設定して解決。
だけど相変わらずバッククォートが正しく認識されないため、バッククォートとチルダ(Shift とのコンビネーション)が入力できない。これはプログラミングする上で死活問題。
困った。
ベータ版の RDP アプリ
バッククォートは正しく認識される。ただし日本語変換がインラインでできない。IME の切り替えは Mac 側で行われている模様(Cmd+Space で Mac 側の IME 切り替えが発生すると、それに応じて RDP 側の入力も変わる)。
じゃあこれで良いかというと、なぜか左右 Alt の識別がうまくいかないようで、Poderosa で左右の Alt に別々の機能を振っていても両方とも左 Alt として認識されてしまう。
困った。
どちらも微妙にうまくいかない。
解決方法
ベータ版の RDP アプリは描画がちょっともたつくなどの問題もあるため、現状の RDP を選択することにして、バッククォートとチルダを AutoHotKey で解決することにした。
バッククォートとチルダを出すためのスクリプト
sc056::Send,`` +sc056::Send,~
これで日本語入力、左右 Alt、バッククォート、チルダの問題を解決できた。