Yコンビネーター
Amazon.co.jp: Yコンビネーター 電子書籍: ランダル ストロス, 滑川海彦, 高橋信夫:TechCrunch Japan翻訳チーム: Kindleストア
スタートアップはギークだけで成り立つのではなく、使命感と情熱のあるスーツが必要だ。これはバランスの問題でもあって、両方がいないと上手くいかない。だから一人だけのスタートアップは基本的に支持されない。チームであることが求められる。ギークがコアを作り、スーツがドライブしていく。
自ら金鉱を掘りに行くのではなく、そこへ行く人にツルハシを売るのがセオリーで、そのためには今金鉱がどこにあって、人がどこへ掘りに行こうとしているのかを把握する必要がある。どちらかといえば金鉱は B2C で、ツルハシは B2B に多いように思う。で、解決されていない問題は後者のほうがわかりやすい形で存在しているのだろう。消費者が求めるものは自覚できでないことが多いが、そこへ切り込む企業の課題は往々にして明確であることが多い。
Yコンビネーターの最大のモットーは「人が欲しがるものを作れ」だ。
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グレアムはカルビンたちに言った。 「いいか、アイデアを生みだすための3カ条だ。1.創業者自身が使いたいサービスであること 2.創業者以外が作り上げるのが難しいサービスであること 3.巨大に成長する可能性を秘めていることに人が気づいていないこと」
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いいかい? 退屈であまり魅力的に見えない会社が金を稼ぐんだ