2 つの Quirks モード
IE10 には Quirks モードが二つある。(以下 IE11 でも同じ)
- IE10 Quirks モード
- IE5 Quirks モード
<meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=EmulateIE10">
した場合は DOCTYPE に応じて IE10 標準モードか IE10 Quirks モードが選択される。
IE9 まではここで選択される可能性のある ”Qurks モード" は後方互換性を目的とした IE5 Quirks モードであった。しかし IE10 以降は他ブラウザとの相互運用性の向上を目的としたモードに入れ替わっている。
従来の IE5 Quirks モードを使うためには以下のいずれかが必要。
- 互換表示ボタンの利用(ユーザ向け)
- 互換表示リストへの追加(ユーザ向け)
- X-UA-Compatible を利用する(開発者向け)
「互換表示」はサイト全体に影響する。特定の画面のみ IE5 Quirks モードにしたい場合は
<meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=5">
する必要が有る。
参考:
相互運用可能な (HTML5) Quirks モード (Windows)
ドキュメント互換性の定義
要素の動作と HTC がサポートされなくなった (Windows)
HTML Components を使った DHTML Behaviors のスクリプトによる実装
IE6〜9とIE10とでQuirksモードの動作が違う、どうすれば解決できるか? - ふろしき.js
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