キーボード雑感(Realforce、HHK)

今まで Realforce の JP キーボードを5年ほど使っていたのだけれど、ここで心機一転別のを使ってみようと思い、前から気になっていた HHK Professional2 Type-S(静音) の US 配列を試してみた。

良かった点:
打鍵が抜群に気持ちよい。最高。サクサク。
日本語との切り替えが面倒ではあるものの、記号の配置は US の方が合理的だと感じる。特にプログラミングでよく使われる記号は US のほうが打ちやすく感じる。なかでもブラケットが横に並んでいるのがよいと思った。

難点:
キーが少ない。
これは最初から分かっていたことで、Realforce の静音を買い直すのも味気ないと思ってのことだけれど、やはり十字キーを含めコンビネーションで打たなければならないのはちょっと面倒。一ヶ月使い続けた結果だいぶ慣れたけれど、ちょっとした時にミスタイプするのが小さなストレスになっているのを感じた。

で、結局 Realforce の 静音 US 配列を買った。

良かった点:
キーがフルに揃っているのは素晴らしい。
十字キーが楽。ファンクションや Home、End 系も便利。WIndows では xyzzy を使っているのだけれど、こうしたキーが独立であったほうが効率よく使えるエディタ(というかそのようなキーバインディングで使っている)であるため、久しぶりの利便性を享受しているところ。

難点:
HHK に比べると(若干)音が大きい。
これはわずかな差で音の質も違うため、好みの部類に入る。個人的には HHK 的な音のほうが静かであると感じるけれど、Realforce のほうが静かと感じる人がいてもおかしくないくらい僅差。ただ Backspace だけはちょっとかすれる感じの音が大きめに鳴っている気がする。あとスペースバーのカシャカシャする感じも Realforce のほうが大きい。HHK は全般的にくぐもった音で、Realforce は音の質はそのままに音量が下がった感じ。

どちらも大きな買い物であって万年筆を買うような感じではある。そしてどちらも用途をしっかり考えれば十分に満足がいくものだと思う。実際 HHK は会社から自宅へ持って帰り、Mac につないで使いだした。家でまったり打つ分には HHK のほうがポータブルだしよいと思う。