「サイボウズ ワークスタイルムービー」を見た感想
サイボウズ ワークスタイルムービー「大丈夫」 - YouTube
1作目「大丈夫」
- 小さい子のいる親が遭遇する「あるある」を、子を厄介者扱いしない暖かなトーンで表現していて共感できる。
- 子育てと仕事のはざまで悩む親の気持ちが率直に吐露されている。
- テーマは「働くママ」だが保護者なら誰でも感情移入できる良いムービーだと思う。
サイボウズワークスタイルムービー「パパにしかできないこと」 - YouTube
2作目「パパにしかできないこと」
- パパは「手伝う」、ママは「大変」。
- ママにフォーカスを当てた子育てあるあるなのだが、育児の苦労に力点が置かれている。
- 子が「お荷物」として描かれることでママの「大変さ」を強調している。
- そういったママを労うことがパパの役目であるというメッセージ。
パパが「手伝う」という一歩引いた子育てのスタンスだと、ママが育児の大部分を担わなければならなくなる構図になり、これは夫婦としてアンバランスであることが示されている。
これに対しパパが一歩前に出て共に育児を担っていくという方向ではなく、大変なママを労らわなければならない、そういったことができる役割がパートナーであるといったメッセージを感じる。
1作目よりもより「ママを応援する」という点にフォーカスした印象だが、その分両性が共感するというよりパパの軽さが目立ってしまっている印象がある。
父親なんてそんなもんだと言われればそれまでなのかもしれないけれど、1作目が女性が主演しているにも関わらず我が事のように受け止めることができ共感できたことを考えるとちょっと距離を感じた。